カナダでも香港でも聞いた。終末へのカウントダウンは2011年3月11日から始まったと。そして自分が、我らの宗教こそが救われる(ラプチャー)とね。
旦那さんの同僚で福音派のカナダ人が世界は終末に向かうからその準備を始めたらしい。「私は神と強い繋がりがあるから終末の日には救われると信じてる」と言ってた。この人だけではない。結構よく聞くこのセリフ。
ダウンタウンに行けば終末を叫ぶ団体。最近教会が増えたのも同じ理由かな。近所にビリーグラハム教会ができてた。
勧誘もすごい。「14万4千人」がポイント。この数字は『ヨハネの黙示録』から来ている。
参考:ヨハネの黙示録 エルヴィス・プレスリーの解釈
ユダヤもイスラムもキリスト教も世界の終りの日には我々が救われ、異教徒は死ぬという。この映画『RELIGUROUS』の最後のシーンを見てみて。
日本だったらラプチャーの代わりにアセンションが使われているような気がする。「このセミナーを受けないとアセンションできない」とか「この先生を信じないと救われない」とかかな。
本当にそうなの?異教徒の私は救われないの??
今から宗教もしくはスピリチュアル団体に所属しないといけないの?
その件についてマイケルジャクソンが少し語っています。
それではどーぞ★
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日本語訳:『黄金の法則に従うこと・・・みんなと一緒に』
何がベティのページに起こったのか?
SB:正義についての話に戻ろう。道理に合わない不正があったり、人が殺されたが犯人が見つかっていないとか、君についてごみのような記事が書かれてもそれを罰せられないどころが、その人は実際には昇進しているけれど・・・。君はどうやって正義を信じ続けているんだい?
MJ:正義なんて信じない。いや、正義を信じているけれど、でも・・・。
SB:君は正しいことをした人には褒美を与え、犯罪者は罰せられるべきだと思わないというのかい?善良な人は繁栄し、悪人は失敗し落ちぶるべきだとは思わないということかい?
MJ:こういったことはすべて人間が作ったものだ。僕は悪魔は人々の心の中にいると思っている。君と僕では見解が違うだろうけれど。僕は悪魔が外に現れて僕たちの心を操っているとは考えない。それは僕がそう教えらえたことなのだけれど。
SB:ユダヤ教では悪魔という存在は信じられていない。だから君の見解とは違う。我々が違う見解であるというのは信じているものが違うからだ。悪魔のように悪事を行なった人間がだんだんと悪事を身のうちに取り入れ吸収し自分のものとしていくと、自分が悪魔なのか悪魔が自分なのかわからなくなる。そういう人たちはまず、最初は悪魔のような行為を実行しただけなのだが、そのうちその人自身が悪魔のようになっていく。マイモニーデスという有名なユダヤ教の哲学者は「習慣は人間の第二の性質だ」といった。人間は行なってきたことと同じものになるわけだ。悪魔の行為をした人は悪魔になる。ヒットラーのような人間はどうしようもない。誰も、君でさえも、その法則から抜け出ることはない。悪魔のような人は骨の髄 まで悪魔だ。
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MJ:僕は悪魔は本当に邪悪だと思う。悪魔はこの部屋にも、この世界のあちこちに隠れている。悪魔は本当に忙しい。見てごらんよ、みんなゲイになってしまって、こんなことをしている女性もいる。だから僕は悪魔は人間の中にいると思うんだ。
---ゲイについてのコメントについてだが、私が思うにマイケルは彼の見解の表現として悪魔のような人についてわかりやすく説明しただけだと思う。実際、マイケルはホモ恐怖症のようなコメントを私にしたことがないし、おそらくそれはマイケルの性格からくるものだろう。マイケルはそんなふうな判断をする人ではなかった。時々彼が出会った男性がゲイかどうか推測するゲームをしていたが、その人物たちはそう思わざるをえない人ばかりだった。
SB:どうやったら我々はこんな残酷な世界で正義を信じ続けることができるのだろうか?
MJ:黄金の法則に従うこと。隣人に親切に、自分自身を愛するのと同じように彼らを愛し、そしてほかの人にも同じように行うこと。
SB:罪を罰せられないで見つからずにうまくやり通す人がいたら、君はどう感じるんだい?怒りを感じるのかい?そこに正義はなく、卑劣な人々がいると?
MJ:そう、怒りを感じるね。だけど、僕は世界にはそういうことがあると知っている。僕のワールドショーのテーマはこうなんだ。親切な人間になろう、世界を癒そう。自分と違う人種の人々と出かけよう。愛し合おう。教会に行くみたいにね。だけど、僕は(神父や牧師がするように言葉で)教えを説くのではなく、音楽とダンスを通して教えているんだ。マリリン・マンソンはステージで「神を殺せ!聖書を引き裂け!」と歌っているのに、報道陣は彼を攻撃しないんだ!彼は女性のような胸をしているというのに・・・
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SB:だから君は裕福だが卑劣な人々に会うと、神に向かって「僕には理解しがたいです」というのかな?
MJ:そうだよ。実際にそう思うから。
SB:そんなとき、君はどうするんだい?
MJ:僕は世界には善良な人がいるということと、神の存在を信じている。僕は神がジャッジするとは思わない。僕は神が「君は正しいけれど、私から引き離そうと思う」なんていうことはしないと思うんだ。だから僕もそうしない。
SB:ユダヤ教では地獄というものはない。罪を洗い清めるための罰というものはあるけれど、地獄に落とすための罰というものはないんだ。
MJ:それは本当?それは素敵なことだと思う。僕ら(Jehovah's Witnesses)は悪魔やルシファーの存在、地獄、君は信じないと思うけど、キリストの復活や審判の日を信じるよう教えられてきた。
僕たちはいろいろ話してきたけれど、はっきりさせたいことがひとつある。イエス・キリストはある人々を右に、また別のある人々を左に寄せる。そして、世界の終りの日に(終末の日)に左側に寄せた人々は皆飲み込まれ、永遠に死ぬんだ。
それってフェアではないんじゃないかな?世界には宗教や人種に関係なく善良で、素晴らしい人々がたくさんいるのに。
それが本当に真実で天界の正義なら、僕はヒトラーが長期間にわたって彼がなしたことを罰せられずにうまくやりとおせられたとは思わない。それに「二度と同じことが起こらないよう世の人々に教えるためにそれ(ホロコースト)は起こったんだ。」という人もいるだろう。そんなわけがない!何万人もの小さな子ども達が世の人々に教えるために犠牲になる必要なんてない。僕には信じがたいよ。ヒトラーを野放しにした人たちがいたんだ。
SB:いつか私たちがエリー・ウィーゼルと一緒にアウシュビッツにいける日がくるかもしれない。アウシュビッツではそのような子供たちが沢山亡くなった。それは心に強烈な印象を残すだろうね。ウィーゼルの本、『夜』を読むといい。この本は20世紀における大きな印象を与えた本の一つだ。彼がアウシュビッツにいたころ、彼は16歳だった。ウィーゼルは世界で一番有名なホロコーストの生存者だよ。
(中略)
MJ:彼は厳しく冷たい人ではないね。彼はマンデラ氏のようだ。(マイケルは実際にウィーゼル氏に何度か会っていた)
SB:さて、話を元に戻すけれど、君は正義を信じないのかい?話をしていて気持ちが何度かひっくり返ったように思うけれどどうなのかい?
MJ:僕は正義を信じているけれど、司法制度については信じない。それが僕が言いたかったことなんだ。。(※正義と司法は同じ"justice"という言葉)世界中で同じようなことが起こっていて、いかに人々が罪から逃れてうまくやりとおしているか、君は見てきたんじゃないか。
SB:君が出会った人々は大多数が善良な人々で、彼らが繁栄すると?
MJ:もちろんそう思っているよ。
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